大人になるということ

大人ってなんなんやろう

大人ってどういう定義で大人っていうんやろう

昔はそんなことばっかり考えてました

どーも福本です

昔は大人っていうのがよくわからんくて

大人になったらわかるよ。とか

もうちょっと大人になりなさい。とか

大人なんやからしっかりしなさい。とか

そんなことばっかり言われてて

大人ってなんやねん

お前らが勝手に決めたことやろ

そもそも大人になる必要がどこにあんねん、と

世間体ばっかり気にして言いたいこと言わずにコソコソチマチマしてるのが大人なんやったら俺は大人になんかならんでいい、と

一生子供のまんま生きたるわボケェ

って思っててんな

世間体のところは今もちょっと思ってるけど

まあそんな感じで俺は大人になんかならんぞと

意気込んで俺は俺の道を行く

ってみんなが進んでる人生のレールみたいなやつからはずれて

自分の道を進むって言って道なき道を草むらかきわけて進んでたわけやねんな

そこにこそ俺の場所があると信じて

他人なんかどうでもいい

人に合わせるなんかクソくらえや

しょうもないこと言ってるやつは全員無視すればいい

なんて今思えば結構ロックなこと思ってて

進んでてんけど

まあその道最初はそんな感じで進んでて気持ち良かってんけど

だんだん周りに人がいなくなってきて

道も一向に草むらだらけやし

しんどくなってきてんな

だから俺の中でさすがにこれはしんどいからもうちょっと楽なマシな方進むことにしよってなって

そうやってちょっとずつちょっとずつ楽な方向に進んでて

気付いたら

最初のレールのところに戻ってきてんな

自分から遠ざけたはずのレールの上に

そこで俺は

あー大人になるってこういうことなんやぁ…

ってしみじみ感じたんやな

すごい遠回りしたけど

人間は1人やったら生きられへんっていう意味が本当に理解できた

誰かがいてくれることのありがたさ

人の存在感みたいなものとか

だから逆に俺がおるだけであーたつまと久々に会いたいなーなんて思ったり会ってくれて

それで心の支えになってるんやったら

そこそこ生きてる価値はあるよな

愛してるの響きだけで

強くなれる気がしたよ

みたいな

この声が枯れるくらいに

君に好きと言えば良かった

みたいな

それは違うな

ほんで俺がこのブログで良いこと風なこと言ってたまたま見てた心の病んだ誰かさんが

たまたま心に響いて

たまたま救われたりしてるかな

とか思ったらなんだかハートフルな気分になるよな

日常はそんなにハートフルじゃないからこそ

たまにはハートフルにしやんと

人間根っから腐りそうな気がして

俺は嫌なんよな

そこはなんか子供の時から変わらんところやな

大人は汚いしずるいしみっともないけど

大人はたくましくて賢くて素晴らしい

子供は楽しいけど

それはあくまで大人に作られた空間で楽しんでただけで

本当の楽しさじゃない

楽しい風なだけ

まあ今子供な人も

大人になったらわかる

俺もたいして大人じゃないけど

それはわかるぐらいには大人になったな

大人になりたくてなったんじゃないけど

むしろなりたくなくて進んでたら

気付いたら大人になってて

これが大人かぁ…やられたわ…

みたいな感じやわ

それが大人や

素晴らしい大人になろ

ほな