前に進むの前って…どっち？

俺は小学生の時

よく後ろ向いたり横向いたり

キョロキョロしてしゃべりまくってよく先生に怒られててんな

その時によく言われたのが

「福本くん！前を向きなさい！」

やって

でもその時から偏屈やった俺は

「先生、黒板があるほうが前とは限らないじゃないですか」

的なことを言ったような気がする

たぶん自分は先生からしたら手のかかる子供だったと思うな

ごめんな先生

でも俺はほんまに未だに思う

前って

自分が向いた方が前なんちゃん？

360度方向があるんやから

みんなが後ろやって言ったとしても

自分がそれが前やと感じたらそれは前やん

前か後ろかって

自分で決めるもんじゃない？

たしかに

マリオのゲームとか

富士山登頂とか

マラソンとか

そういう決められたコースがある時は前後ろってたしかにあると思うけど

生きてる時ってどっちがどっちかわかれへんやん

俺は学生時代親が言ってた前を進んでたけど

全然幸せじゃなかった

全然楽しくなかった

今も親と話しても全く考え方が噛み合えへん

だから自分の前やと思う方向に進んでんな

そしたらまあ大変なこともあるけど

幸せかどうかって言われたら幸せって断言はできひんけど

なんかこう

生きてる

っていうか

なんか痛みも喜びもダイレクトに伝わってくるというか

とにかく自分で生きてるなぁって

思うねんな

だから感じ方が違う

幸せの濃度も濃いし

痛みの濃度も濃い

なんやろ

例えたら

サッカーの試合を見てるんじゃなくて

サッカーを実際にしてるみたいな

中継見てるだけやったら

あー！違う！そこじゃなくて！そこ！

って

上から見てるからなるけど

実際プレイしてる人って平面やん

やし自分の見える範囲って目の向いてる方向だけやん

敵がどこから来るかとか味方がどこにいててとかそんなん全部わからんもんやねんな

じゃあやっぱ難しいやなこれが

でもだから成長したらおもしろいやろな

って思うねんな

だから成長する喜びがあるけど

見てたら成長ってないやん

見てるだけやから

やらな難しさはわからんし

やらなうまくなれへん

見て文句言ったりするのは簡単やけど

じゃあお前やってみ？

文句言うぐらいやったらやってみろ

て、俺は思うから

やってみたら

あーこれをこうするのってめっちゃ大変やなとか

あーあの人すごいなって心から理解できるやん

そういう成長もあるやん

がんばってる人の痛みを知って優しくなれるから

後まあ単純に

見てるだけって退屈やん

俺は見てるぐらいやったら俺がやったらー！って思うタイプやねん

んー

話逸れたけど

だから

だれかが決めた前をすんなり前やと思い込まなくていいと思う

自分が決めた前を突き進めばいいと思う

前は自分で決めていいと思う

以上

ほな